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今回はターキッシュのベリーダンスでとても重要となるジプシー(ロマ)についてお伝えします。
ロマと言うのはロマ語で人々という意味があります。
現在は人権運動から、ジプシーでなくロマという呼び方になりつつあります。
ジプシーはそもそも差別用語なので、私はジプシーよりロマという表現を使用することが多いです。

トルコについて

ベリーダンス

トルコはアラブ民族と混同されがちですが、
トルコ民族の元はモンゴル寄りの中央アジアです。
オスマン・トルコは大帝国なので本来モンゴロイドのトルコ民族は混血し、
さまざまな文化が混ざり独特のトルコ文化になりました。
遊牧文化、東ローマ、バルカン諸国、コーカサス、クルド、ジプシー(ロマ)、アラブやイスラム等の文化が入り混じったトルコ。
そしてエジプトから入ってきたオリエンタルダンスが特徴の地域です。

ベリーダンスとロマ民族

トルコではベリーダンスをオリヤンタル(ORYANTAL)若しくはギョベッキ(GOBEK)ダンスと呼んでいます。
ギョベッキダンスはロマの間でも使われています。
インドからヨーロッパ各地を放浪しているロマ民族は現在もトルコに数多くいます。
その多くがストリートライブしたり、オーケストラを組みベリーダンスショーをして各地を転々としています。

独特のカウント9拍子

ロマの音楽といえば9拍子ですね。
12,34,56,789。とカウントを取ります。
最初の2つずつのカウントはしっかり取り、
最後の3カウントは打ち消す感じです。
トルコのベリーダンスでは9拍子で踊るものをジプシースタイルと呼びます。
トルコの民族舞踊なども取り入れ独自のスタイルを築きました。

トルコのジプシー(ロマ)

ベリーダンス

トルコには約50万人のロマが暮らしているといわれ、多くは街中で物売りをして、
とても貧しい生活をしています。
しかし世界中の彼らの中でもトルコのロマ達は音楽の才能に恵まれ、
家族や親戚でオーケストラを組んで音楽家として活躍しているものも多くいます。
トルコのロマも9拍子で踊りも独特のステップとジプシー(ロマ)生活に根付いた動きを取り入れています。

本物のジプシーダンサーは滅多に人前で踊らないので、
オリエンタルの世界でも注目されています。
トルコ人はロマを「チンゲネ」という差別用語で差別しています。
ですが多くのトルコ人はロマの音楽性や踊り、リズム感に魅了されています。
ロマ達も同様にトルコの音楽と文化を取り入れて独特の文化があります。

まとめ

メイクやり方

今回は私もターキッシュスタイルを踊る身としてジプシー(ロマ)についてお話させて頂きました。
現在もなお至るところで差別を受け続けているジプシー(ロマ)達。
ですが、彼ら彼女らは多くの移動をしてきたお陰でさまざまな音楽に触れることができ、更に独自の発展を遂げてこられたのだと思います。
元々自由度の高いベリーダンス。
自分の心をそのまま表現しやすい踊りなので様々な困難や経験を積んできたロマ達には他人を魅了するだけの芯があると思って踊っています。