ヒップドロップはウエストに注目させる動きです。
片方の足を軸にし、もう一方の足は斜め前に置いて、
腰を上から下にアクセントをつけて動かす動作です。
基本の動作をしっかり身に着け、周りの人と差をつけましょう。
ヒップドロップ左腰を動かしてみましょう
その状態から左足を少し前に出し、状態を前方向にひねります。
右足に重心を置いて、左足には体重をかけません。
そして、左足のつま先を綺麗に立てます。
その時左ひざは曲がっている状態です。
それから左腰を上げます。
そしてそのまま力を入れずにストンと落とします。
腰を落とす時にはずみを付けるようにリズムをとるのがポイントです。
その時に体全体がダウンしたり、ぶれたりしない様に、腰だけ動かします。
頭は絶対に動かしません。
頭を動かさないポイントは、軸足の右足を丸く曲げることです。
右腰を動かしてみましょう
今度はさっきと全く、反対になります。
左足を軸にして、
軸足は軽く曲げ、
右腰をまっすぐ上げてストンと落とします。
こちらもリズムかるに出来るように最初は4カウントに1回で腰を落とすように、
ゆっくり行います。
頭が動かないようになったら、2カウントで1回腰を落とすようにします。
ヒップドロップのアレンジ その1
ヒップドロップが左右で出来るようになったら、
アレンジバージョンをやってみましょう!
ドロップキックと言う動きで、ヒップドロップの重心がちゃんとしていないと、
上手く綺麗に動かせない動きです。
まず、ヒップドロップ同様右斜め45度に向き、左足を前に出しつま先を立てます。
つま先を綺麗に見せる状態で、1カウント1回ヒップドロップをします。
トン、トン、トン、トン。
みたいな感じです。
その4回目のトンでキック!を入れます。
トン、トン、トン、キック!です。
キックの時にサッカーボールを蹴るように、ひざから下を動かします。
イメージとしては立てていたつま先を外にひねるという感じです。
こちらも頭は絶対に動かしません。
そちらが出来たら反対側もすべて反対の動きで行います。
頭が動かないように何度も練習してみましょう。
上手い人たちは頭が動かず、群舞をする際にとってもそろっていてキレイなんです。
そういった人たちの中に入るととても目立ってしまいますね。
ヒップドロップ アレンジ2
続いて、こちらもヒップドロップの仲間で、
ヒップドロップとキックをしながら四方向に向きを変えるというものです。
ベリーダンスは常に前だけを見て踊るものではないのでレパートリーをどんどん増やしましょう!
まず、基本姿勢からヒップドロップをします。
右足を軸にしてその場で、左腰をトン、トン、トンとリズムを打ちます。
4カウント目のトン、で体を90度右方向に向きを変えます。
それから、そのまま左腰をトン、トン、トンとリズムをうち、先ほどと同様に4カウント目のトン、90度右方向に向きをかえます。
その時正面から見ると真後ろになっている状態になります。
そして、また同様に三回リズムを打ったら、右方向に90度向きを変え、
続けて、同様に三回リズムを打って、右方向に90度向きを変えます。
こうするとその場で四方向に体の向きを変え、最終的にスタートした地点に戻ってきます。
こちら側が出来たら、
ヒップドロップやドロップキック同様に反対方向もやっていきます。
左足を軸にして、右腰3回トン、トン、トン。4カウント目で左に方向転換です。
こちらも同じ位置に戻れるように方向転換の時も頭を極力動かさない様に出来るととっても素敵です。
まとめ
ヒップドロップは腰を正しく使い腰に注目を集める動きです。
頭がぶれてしまったりすると、人間の目は動いているものにいきます。
なので、せっかく腰を頑張っているのに、その動きが半減してしまう恐れがあります。
基本の動作なので、正しく美しく踊っていきたいですね。