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アサヤはアラビア語でスティック(棒)という意味で、英語ではケーンと呼ばれています。 真っ直ぐな木製の棒タイプと傘の柄のように先が丸まったステッキ(杖)タイプがあります。

元々は アッパー・エジプト、サイーディ地方のフォークロアで、男性が真っ直ぐな棒を踊りの中で武器を表す小道具として使っていたのがはじまりで、その後、女性が持ちやすいように先が丸みを帯びた今のアサヤとなりました。 (今は女性にもストレートタイプが人気だとか…)

キラキラしたテープの装飾があるもの、ビーズやスパンコールがついたものなど様々なバリエーションがあります。

ダンサーさんの中には、ホームセンターなどで棒を購入して手作りしている人も多くいます。

アサヤの選び方

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ベストとされる長さはフック(丸くなっている)部分を床につけ 垂直に立てたときに、棒の先端がおへその辺りにくる長さです。

お店で実際に触ってみると、握りやすいもの、重いもの、太いもの、細いもの、色々とあります。

はじめて買うのであれば、シンプルな飾りのないものを選ぶのがよいと思います。

二千円もあれば買えそうです!

アサヤのダンスの衣装

両脚に深いスリットの入ったサィーディドレスというワンピース調の民族衣装に、頭にはスカーフ、腰にはベルトを巻き、足は裸足もしくはヒールのない靴を履いて踊ります。

バラディドレスとの違いは「ジャストサイズでなくて可」「腰にベルトは必須」らしいですが、境界線は微妙な感じですね。

サイーディのリズムとバラディのリズムは4拍子で似ているため、バラディドレスと言われているもので踊ってもOKだとは思います。

レストランショーでは、ブラとベルトの衣装の指定があることもあり、どうしてもアサヤを使うパフォーマンスを組み込みたい時はやむを得ず…ですが、歯がゆさがある感じですね。

アサヤを使う時の曲

4拍子のサイーディというリズムが基調になったもので踊ります。

サイーディーのリズムは、 明るくノリの良い陽気なリズムで、気持ちも楽しくなってきます。

アサヤの使い方

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ステップに合わせて回したり、肩に置いてみたり、両手で持ってターンしたり…。アサヤを使ったパフォーマンスは、とても楽しいものになります。

他にも、地面にばしっと叩き付けたり 、相手を威嚇するような好戦的なものから、体の線をなぞったり、動きを強調するフレームやアクセントとしても使用します。


基本的な使い方は…

 

1. 握りこまない

手のひら全体で握ってしまうと手首が固定され、傷めてしまう原因にもなってしまいますので、人差し指と親指で挟むようにして軽く持つようにします。

指先も美しく見え、手首の自由度も高く、軽やかに動かしやすくなります。


2. 台形を意識

手の位置は狭すぎず、広すぎずのバランスが大切です。アサヤを手に持って、天井に向けて掲げたときに自分の両肩幅とアサヤを持つ手の幅で、形が台形になるように持つのが綺麗に見える持ち方です。


3. 反動を利用

アサヤを回転させる時には手の力で回すというよりは、人差し指と親指の間に挟んで軽く持ち、手首ではなく回転させる反動で回すようにするとスムーズに回せます。

ブレないよう脇を締め、真っ直ぐに回す意識を持つようにしましょう。バランスを保つようにしてアサヤを回転させるようにします。


4. 豆知識①

持つ部分に輪ゴムを巻いておくほうと、手が滑りにくく、ストッパー変わりになってくれます。


5.豆知識②

ソードのように頭にのせたりする場合は、バランスのとれる場所に目印をつけておくと分かりやすいです。

まとめ

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ベリーダンスで使うアサヤは傘の柄のような杖です。

購入した後やレッスン前後に、持ち歩くのがちょっと恥ずかしいです。そのためにアサヤのケースが売っていたりもします。なくても、ベールでグルグル巻きにしてもいいですね。

私は衣装のスカートをリメイクして作りました。まっすぐ縫えばいいので簡単です!

フォークロアのリズムで踊るのが基本とされていますので、曲選びや衣装選び、ステップも「わかる人はわかる」ので、間違いのない選択をしたいところですが、アサヤのダンスは元気で可愛らしく、ショーでもお客様と楽しめるものになりますので、「サイーディ調の曲で、アサヤを使ったパフォーマンス」として踊るのも個人的にはアリだと思っています。

照明の下で、キラキラしたアサヤはとてもはえます。ベールの次にぜひ挑戦していただきたい小道具です。